かくれ不眠が急増中

今かくれ不眠が急増しているんです。

６月２８日（木）に放送された、
日テレの朝の人気番組『スッキリ！』でも
かくれ不眠が取り上げられていました。


かくれ不眠というのは、
「寝不足」と「不眠症」の間の状態です。

不眠症は、眠れない状態が週に２回以上持続して、
一晩中眠れないという日もある状態です。

一方で、かくれ不眠というのは、
なかなか寝付けなかったり、眠りが浅い状態で、
一晩中眠れないということはなくても
時々眠れないという状態です。


かくれ不眠は、自覚がないのが特徴で、
そのまま放置されてしまいがちです。

かくれ不眠をそのまま放置しておくと、
やがて不眠症になってしまい、
うつ病になったり、
肥満や糖尿病を招いたりする恐れもあります。

不眠症になってしまう前に、
かくれ不眠の段階で気づいて、
睡眠の改善をすることが望ましいのです。


かくれ不眠の症状としては、
普通に睡眠がとれていると思っていても、
夜中に目が覚めたり、起きてもだるさを感じたりします。


かくれ不眠の原因は、
都市型の生活パターンが主な原因となっています。

眠る時間がバラバラだったり、
生活習慣の乱れによるものや、
昼間のストレスなどが原因となっているのです。


寝つきが悪いタイプのかくれ不眠の人も多いです。

寝つきが悪い原因としては、
寝る前に携帯やパソコンを見ていたり、
ダイエットのために夕食を食べなかったり、
朝入浴するので夜はお風呂に入らない
などが挙げられます。


睡眠の質を上げてグッスリ眠るためには、
生活習慣を変える必要があります。

昼間のイライラを和らげてから
睡眠に入ると質の良い睡眠がとれるのです。


かくれ不眠症を改善する具体的な方法は次の通りです。

・夕食前に散歩などの軽い運動をする

・寝る３時間前までに夕食をすませておく

・寝る２時間前までに入浴をすませておく

・ぬるま湯に１５～２０分くらい浸かって、
　寝る時間に向かって徐々に体温を下げていく


他にも、夜はなるべく携帯やパソコンの画面を
見ないようにすることも大事です。

携帯やパソコンの画面から出る光は、
ブルーライトと言われていて、
太陽の光と同じ性質を持っています。

このために、ブルーライトを見ていると、
脳が昼間と勘違いして覚醒してしまうのです。


どうしてもパソコンや携帯の画面を見たいときは、
ブルーライトをカットしてくれる
専用のメガネが発売されているので、
それを利用するといいでしょう。



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タグ：かくれ不眠 睡眠不足 不眠症 睡眠