ノンレム睡眠は、長期記憶の形成や学習においても
大いに関わりをもっています。
ノンレム睡眠の最中には、ノルアドレナリンの分泌が
盛んになってそれにより長期記憶が高まります。
それとともに学習も促進されていきます。
睡眠中にノルアドレナリンの分泌を抑える
クロニジンを投与すると、
学習効果が低下していきます。
一方で、ノルアドレナリンの分泌を促進する
リボキセチンを投与すると、
学習効果が高まっていきます。
インターロイキンを投与すると、
一部の記憶力が高まる効果が見られます。
これもノンレム睡眠が増加することによるものだと
考えることができます。
これらの事からも、
あまり睡眠を削りすぎるというのは、
学習の効率を悪化させてしまうと言えます。
健康不眠の場合は、おおむね健康で
一件問題なく暮らしているケースが多いのですが、
記憶力の低下が見られる場合もあります。
これは睡眠というのが、
記憶と学習の定着に関係しているためであると言えます。
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