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ねむる本

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昼間の眠気も不眠症の大事なサイン

不眠症のサインとして、昼間の眠気というのも
重要なサインとなります。

夜ぐっすり眠ったはずなのに、
昼間眠そうにしているという場合は、
不眠症を疑う必要があります。

この場合は、深い眠りである
徐波睡眠が妨げられている可能性があります。


ストレスやうつ、、カフェインの過剰摂取は、
徐波睡眠の割合を減らします。

この場合、夢ばかり見るということが多くなります。


ときには本人が不眠症に気づいていない場合もあります。

よく眠ったはずなのに、昼間の眠気や疲れがひどい場合は、
睡眠時無呼吸などの
呼吸関連睡眠障害の可能性を考えることができます。


睡眠時無呼吸は、深い眠りになると息が止まって
眠りが中断されてしまいます。

これを繰り返すことで、睡眠をとっているにも関わらず、
睡眠が不足するという事態を招くのです。

昼間の強烈な眠気や注意力の低下の原因にもなります。

また、心肺系に大きな負担をかけて高血圧や心疾患、
脳卒中や心筋梗塞の危険を増して、
しばしば突然死の原因にもなります。


閉塞性睡眠時無呼吸は、
肥満気味の中高年に多く見られますが、
じつは子供にも見られることがあるのです。

主に扁桃腺やアデノイドの肥大による、
気道の閉塞によっておきるのです。

ときには2歳前後の幼い子供にみられることもあります。


大人の睡眠時無呼吸が、肥満気味の人に多いのとは対照に
子供の場合には、低体重や発育不良を引き起こします。

成長ホルモンの分泌というのは、
深い睡眠のときに活発に行われるのですが、
この疾患は、深い眠りを妨げてしまうのです。

子供の閉塞性睡眠時無呼吸には、
早く気づいて睡眠状態を改善するということが、
発育不良の改善になるのです。


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